義歯・入れ歯MEDICAL

タイトル:義歯、入れ歯について

多種類の入れ歯をご用意

当院では、これまで多くの患者様を診てきましたが、「見た目が気になる」「物を噛むと痛い」「うまく噛めない」「はずれてしまう」など、様々な悩みを抱えてる方が多くいらっしゃいます。
その悩みを解消し、患者様がご満足して生活を送るために、当院では、一般的な保険の入れ歯や義歯以外にも、最新の入れ歯もご用意しています。もし入れ歯が合わなくてお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

画像:歯に悩む男性

固くて丈夫な入れ歯

■ 金属床義歯
(コバルトクロム合金・チタン合金)

金属床義歯は、最も歴史のある素材です。部分的に金属で覆われており、薄くすることで違和感がなく、話しやすく味覚障害が少ないと言われています。他にも、熱伝導性に優れていることや、汚れにくく清潔な状態を保つことが出来るため、口腔内の粘膜の炎症や口臭などの問題が起こりにくいというメリットがあります。

画像:金属床義歯

金属のバネを使わない入れ歯

■ コーヌス義歯(コーヌスクローネ)

コーヌス義歯とは、残っている天然の歯に金属のかぶせものをかぶせ、その上から入れ歯を装着するというタイプの入れ歯です。コーヌス義歯は、金属のバネ自体がありませんので、他人から入れ歯をしていることを知られる心配は一切ありません。そして、「痛い」「噛めない」「はずれる」ということもありません。ご自身の歯で食べている感覚に近いと言われています。

■ バルプラスト
(ノンクラスプデンチャー)

バルプラストとは、アメリカで50年の歴史がある入れ歯です。特徴としては、歯の付け根部分にうまくはまり込みやすいため、密着します。ナイロンに近い素材のため、滑らかでやわらかく、割れる心配がありません。金属のバネが見えるのが気になる方、ぴったりと密着した入れ歯を望まれる方、入れ歯が壊れてお困りの方におすすめです。金属のバネ部分を歯ぐきに近い色の樹脂で作ることで目立たなくしています。

画像:バルプラスト

ただし、入れ歯を入れる隙間がある程度ないとできない場合がありますので、まずはご相談ください。

痛みを感じにくい入れ歯

■ シリコン入れ歯(コンフォートデンチャー)

シリコン入れ歯とは、生体用シリコンという特殊な弾性のあるゴム質の素材を、入れ歯の内側に貼ることで痛みを軽減します。「無痛入れ歯」と呼ばれることもあります。下あごの総入れ歯でお悩みの方、あごがやせてしまって平らになっている方、他院で何度も作り直しても痛みが取れなかった方におすすめです。生体用シリコンを活用することで、入れ歯がより一層密着するようになり、はずれにくく、噛む力が倍になるとも言われています。当院では、コンフォートと呼ばれるシリコンをご用意しております。

見た目と噛むことを考えた入れ歯

■ マグネット義歯(磁性アタッチメント義歯)

マグネット義歯とは、磁石を応用した入れ歯で、通常の義歯より安定度が増し、入れ歯の動きが少ない特徴があります。金属のバネを使いませんので、入れ歯を入れていることに気付かれません。
磁石で固定させているので、簡単に取り外しが出来ますが、強力な磁石を使っているため、動かず、外れにくいです。そして、磁力は半永久的に機能するので、取り替えなどの必要がありません。構造もシンプルなため、普通の入れ歯と変わらず、お手入れも簡単です。

ベテラン技工士との連携

画像:技工士の製作風景

義歯や入れ歯の製作は歯科医師ではなく、歯科技工士が行います。歯科医師の能力が高くても、歯科技工士の能力が高くなければ、 患者様に合わせた良い義歯や入れ歯を作ることが出来ません。当院には、歯科技工士が3名在籍しております。
歯科技工士が在籍することで、色や形など患者様の納得いくものを作ることができます。そして、出来る限り患者様を待たせることのないよう、精密な義歯や入れ歯を製作させていただきます。

身体の健康のために

身体を健康に保つためにはバランスのとれた食事をしっかりと咀嚼し、栄養素を体に吸収し、消化させる必要があります。
しかし、合わない入れ歯を使い続けると、しっかりと噛むことが出来ないため、このような当り前のこともできなくなってしまいます。しっかりと食べ物を咀嚼しないで食事をすると、食べた物が塊のまま、体内に入っていきますので、適切に分解できず、栄養素の吸収率は下がります。また、内臓も食べた物を何とか消化しようと必死で活動し続けるため、その分、内臓への負担が大きくなります。ですので、入れ歯はしっかり噛めることが何よりも大切です。

画像:野菜イラスト